さえないおっさん、とうとうふもとっぱらへ!今回はトリシティ300ではなくハイゼットカーゴ君。ズンベンマンションエンディング曲の撮影地点を確かめる!

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 みなさんこんにちは、オケラです。洗い屋という工務店さん向けの掃除屋をしています。僕はとうとう行ってしまいました、ふもとっぱらに!キャンプ経験は今回が2度目のずぶずぶの素人が、大雨予報のふもとっぱらに一晩いだかれてきたのです。ほんとに楽しい思いをさせていただきました。

 ちょうどバイデン大統領が来日中の木曜日からの一泊、僕は張り切ってふもとっぱらを目指しました。全然知らなかったのですが、ふもとっぱらは平日ながらも金曜日ですら予約がいっぱいになることもあるようなのです。今週を外しては一泊の計画を組むのが難しそうだったものですから、心配性の僕にしてはめずらしく、思い切って雨キャンプにチャレンジしてみたのでした。結果的には大成功でした。ふもとっぱらには3時過ぎに到着しましたが、全くひと気はなく、例のドライブスルーチェックインゲートにはスタッフの姿はありません。チェックインゲートを通り過ぎた正面の駐車場にハイゼット君を仮置きし、管理棟で受け付けてもらいました。スタッフの方にずぶずぶの素人なんですと言ったところ、管理棟に一番近いサイトがいいですよとアドバイスされました。場内に入っていくとテントやターフがまんべんなく点在していて、豪雨予報にも屈しないキャンパーのみなさんが火を囲んで談笑されておりました。雨もぱらついてきたので、大急ぎで設営です。周りより少し盛り上がったように見えたところが今夜の寝床。一人用のテントですからあっという間に完成です、入念に防水スプレーをかけまくりました。

作業車でキャンプに来ているのは僕だけでした、僕の稼ぎでは死ぬまで商用車しか乗れないですね

  本当は相棒のトリシティ300で来たかったのですが、不慣れなおっさんキャンパーが大雨予報のふもとっぱらにバイクで挑むなんて命知らずにもほどがあります。夜中に体が濡れて低体温症なんかになったら死んでしまいますので、テントが浸水しだしたらすぐに車の中に避難しようと思ったのでした。しかもバリバリの洗い屋用作業車ですから、作業に必要なバスタオルを含むウエスやブルーシート、長靴にカッパと医薬品など、緊急時のお役立ちグッズだらけなのでとても安心。長距離の移動で少々くたびれておりましたので、さっそくテントで横になりました。時折、雨がぱらついているような音がしておりましたが、防水スプレーが頑張ってくれているのか、雨の侵入は何とか防いでおりました。しかし、雨脚が強くなりだしたタイミングで、とうとう天井からぽつりぽつりと雨漏りが始まったのでした。翌日、帰宅後にテントをよく確認したところ、テントの縫い目のシールテープが経年劣化ではがれていたのが原因のようでした。補修テープをアイロンの熱で圧着させると元通りになるんだそうな。色んなものが売られているんですね、貧乏な僕にはとても助かります。床からの水の侵入こそありませんでしたが、ぽつぽつしたたる雨粒に、体が濡れてしまっては大変です。そこで僕はテントをあきらめ、早々と車に避難しました。夜の9時から10時ぐらいでしたが、周りにいた方たちの声も聞こえなくなり、雨は強弱を繰り返しながらだんだんと本格的に降り始めたのでした。早めに撤退して良かったです。

 朝になりました、周囲の雨雲レーダーは赤やピンクでえらいことになっています。天気予報あぷりでは風速5Mとありましたが、そんなものではないでしょう。少しましなタイミングでテントを撤収しました、折りたたんで大きめのバケツに放り込んだだけです。昨日、できるだけ早くキャンプ場を出発したいとスタッフの方に言ったところ、7時30分ぐらいにはゲートを開けていますとのことでした。まだ少し早いものですから、やることもないので豪雨のふもとっぱらを散策することにしました。そして、僕の大好きなキャンプ系ユーチューバーのズンベンマンションさんのエンディングソングロケ地を特定してみたのでした。

少しマップに変化があるようです

 ズンベンマンションさんのふもとっぱら紹介動画を何度もみたのですが、大きく変わってはいないものの撮影当時と今とでは、少しマップに違いがあるようです。中央トイレもありませんしね。キャンプ場は富士山に向かってなだらかに下り勾配になっておりますので、奥に行くほど凄まじい水量でした。場所によっては流されてしまいそうです、地質が火山灰由来なのであまり水が浸透しにくいんだそうな。なかには川に浮かんだ方舟のような状態になっているテントもありました。大変だなあ。そして散策中に僕が驚いたのが、他のキャンパーさんたちの腕前です。凄まじい横風のなか、時折強烈な風が吹き付ける瞬間もありましたが、ターフもテントもひとつも飛んでいないのです。やはり、豪雨の天気予報でも、ふもとっぱらで楽しむことができる方たちは、きっと相当な手練れなんだろうなあと、感心しました。また、テントの撥水のレベルも僕のとはけた違いで、ビグザムがビーム兵器を受け流すかのような状態です。うーん、すごすぎる!もっと力をつけてから、もう一度来たいなあと思いました。でも、ふもとっぱらのスタッフのアドバイスがよかったので、床からの水の侵入はほとんど影響がなく済んでいました。縫い目からの雨漏りがなければ、うまくいけば朝までテントで過ごせたかも知れません。いい勉強になりました。

手前もバリケードが設置されていました

土砂降りのふもとっぱらを堪能した後、少し早かったのですがゲートに向かいました。早朝、徒歩で確認に行ったときにはパイロンやバリケードで封鎖されていた出口も、既に片付けられていて通行できました。ふもとっぱらまで来て富士山を全く見ることもできず、滞在時間も16時間ほどの超ショートステイとなりましたが、豪雨のキャンプという普段ならなかなかできない体験をすることもでき、とても満足です。やっとズンベンマンションさんのエンディングソングのロケ地も特定できましたので、今以上にズンベンマンションさんを近く感じることができそうです。そして今度こそは相棒のトリシティ300でチャレンジしてみたいと思いました。キャンプは本当に楽しいですね、ではでは

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